企業の求人担当者であれば、careerjet(キャリアジェット)というサイトの名前を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?careerjetとは、ロンドンで運営されている求人サービスで、Indeed(インディード)と同じような求人検索エンジン型となっています。
Indeedよりも前に運営されているサイトですが、知らないという方もいるのではないでしょうか?そこで今回は、careerjet(キャリアジェット)の掲載方法や料金形態、メリット・デメリットについてご紹介していきます。
careerjet(キャリアジェット)とは?

careerjetとは、ロンドンに本社があり2008年からサービスを開始している求人検索サイトです。現在はスマホ用アプリもあり、日本でも多くの人に使われています。
careerjetには、日本だけではなく世界90カ国の求人が検索されており、28言語で見ることができます。掲載数も700万件を超えており、他のサイトと比べても多くの求人を扱っています。
careerjet(キャリアジェット)の求人掲載方法と料金

careerjetには2つの求人掲載方法があります。掲載方法によって表示のされ方や金額が異なるので、自社が求める様式や予算に応じて選びましょう。
マニュアル掲載
careerjetのマニュアル掲載とは、careerjetのサイトで直接求人を作成する方法です。careerjetのアカウントにログインすると、求人広告を作成するために必要な項目が出てくるので、その内容に従って記入すれば簡単に求人原稿を作れます。
マニュアル掲載の場合、1つの求人につき1万円で45日間掲載できます。
自動掲載
careerjetの自動掲載とは、自社が持っている求人サイトを掲載してもらう方法です。アカウントにログインした後、申請することで自動的に掲載してもらえます。
自動掲載の場合には、期間で料金を支払うのではなく「1クリック10円」という単価設定になっており、クリックされて初めて費用が発生します。また、クリック単価を上げることによって、より上位に表示させることも可能です。
careerjet(キャリアジェット)のメリット

careerjetを利用すれば、どのようなメリットがあるのでしょうか?具体的に見ていきましょう。
世界中のユーザーに求人を見てもらえる
careerjetでは、世界各国の求人が掲載されており、国を超えてさまざまな求人情報を確認できる点が大きなメリットです。もちろん日本人の求職者が海外の求人を探すこともできますが、反対に海外に住んでいる方が日本の求人を探すこともできます。
今は海外から多くの人材が日本に流入しており、外国人の力で回っているという企業も少なくありません。その場合、より簡単に海外の方にアプローチできます。また、海外の人材がほしいという場合にも、careerjetを使えば他のサイトよりも容易に探すことができるでしょう。
より安い費用で採用活動を行える
careerjetには、「マニュアル掲載」と「自動掲載」の2つの求人掲載方法があります。どちらの掲載方法も、同じような形態の求人サイトと比較すると安い価格設定となっているため、気軽に始めやすいのが特徴です。求人広告にあまり予算を割けないという企業でも、費用を抑えて採用活動ができるという点は大きなメリットでしょう。
また、careerjetは他の有名な求人サイトと比べると、まだまだ登録している企業は少ないのが現状です。そのため、あまり大きな費用をかけなくてもより上位に表示される可能性が高いので、より人材を確保しやすい環境になっていると言えるでしょう。
スカウト機能で企業からもアプローチできる
careerjetには、簡易スカウト機能が用意されています。careerjetに登録するユーザーは自分の履歴書を登録できるため、企業の採用担当者が履歴書を検索して自社に合いそうな人材を探すことができます。
通常の求人サイトの場合、求職者からしかアプローチを行えないため、求職者に求人を見つけてもらえなければ応募してもらうことはできません。しかし、簡易スカウト機能を使えば、自社からもアプローチして自社のことを知ってもらうことができるので、使いやすいと感じる人も多いでしょう。
careerjet(キャリアジェット)のデメリット

careerjetにはたくさんの魅力がありますが、その反対にデメリットも存在します。その点を理解して活用することが大切です。
知名度が低く他サイトより利用者数が少ない
現在、careerjetと同じ形態で最も人気のあるサイトが「Indeed」です。Indeedの場合、月間2800万人のユーザーが利用しています。一方で、careerjetの月間訪問数は79万人なので、Indeedに比べるとユーザー数が少なく、まだまだ日本では知られていないことが分かります。より短期間でたくさんの人材を獲得したいという場合には向いていません。
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careerjetの代理店が日本にはない
careerjetはまだ日本での知名度が少なく、利用者数も他のサイトよりも少ないので、求人を出したいという企業をサポートする代理店が日本には存在しません。そのため、Indeedのように誰かに依頼して運用してほしいと思っても、それを頼むことができないので、すべて自社で行う必要があるというのが現状です。
クリック数しか見ることができない
careerjetの分析機能は、有料求人と無料求人のクリック数しか見ることができません。同じような検索エンジン型求人サイトであるIndeedの場合、表示された回数やクリック数、それに対する応募率や応募単価などさまざまな情報を見ることができます。
そのため、Indeedと比較すると自社の求人がどれくらい効果があるのかという分析が難しい点がデメリットと言えます。運用する時にはその点を加味して行う必要があるでしょう。
クリック数の金額上限を設定できない
careerjetでは、1日もしくは1カ月で使える予算を設定できません。そのため、自分たちが思っている以上に一気にクリックされてしまい、かなりの予算を使ってしまうということもあります。クリックされたからと言って、応募がくるというわけではないので、予算が無駄になってしまうリスクも考えて掲載する必要があります。
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いかがでしたか?careerjet(キャリアジェット)は世界各国に対して求人を出せたり、より安い金額で上位に表示させたりといった特徴がありますが、思った以上に成果が望めずに予算を使ってしまったり、思ったより求人を見込めないケースも考えられます。ただ、Indeedなどの有名なサイトに登録しても、たくさんの求人に埋もれてしまう可能性があります。
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投稿者プロフィール

- 株式会社京栄コンサルティング 求人メディアチーム 主任
- 求人営業として原稿作成・集客などを学び、「京栄くん」の運営に携わる。自社メディアのデータ分析・改善からコラム記事を書いてくれるフリーランスの管理・指示など幅広く業務を行っています。