「Indeedに求人を掲載するにはどうすればいいの?」
「Indeedへの求人掲載に興味があるのだけど、掲載料や運用方法は?」
など、Indeedへの求人掲載に興味がある求人担当の方も多いのではないでしょうか。
Indeedは国内で毎月1,100万人以上が利用しているサービスですが、一般的な求人サイトとは仕組みが異なるため、理解したうえで運用する必要があります。
そこで今回はIndeedについて、求人掲載の方法や無料・有料の違い、求人掲載するメリット・デメリットについて紹介していきます。
この記事を読めば掲載開始から運用までIndeed活用のすべてがわかります。ぜひ参考にしてくださいね。
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【採用担当者向け】Indeedの使い方やクローリング条件を徹底解説
Indeedとは?

「Indeed(インディード)」とは、リクルートホールディングスの子会社「Indeed Inc.」が提供している「求人検索エンジン」です。
求人検索エンジンとは、求人に特化した検索エンジンのことで、情報の検索エンジン(GoogleやYahoo!など)の「求人特化版」というとイメージしやすいかと思います。
Indeedは60カ国以上28言語でサービスを展開しており、国内でも毎月1,100万人以上が利用していると言われています。規模、求人数、利用者数ともに日本最大級の求人媒体です。
求人検索エンジンはIndeed以外にも「Googleしごと検索」や「求人ボックス」「careerjet(キャリアジェット)」などがあります。

Indeedの仕組みとは?

Indeedには、Web上にあるあらゆる求人情報が集められて掲載されています。
Indeedは、Web上にある「求人情報と思われる情報」をクローリング(プログラムが収集)してIndeedに掲載しています。そのため、圧倒的な求人数を誇るだけでなく、あらゆる求人情報を一括で検索できることも特徴です。
求職者にとってはあらゆる求人情報を一括で検索できるため使いやすく、月間の利用者数は1,000万人を超えているとも言われています。
利用者が多いことは企業にとってもメリットです。Indeedを用いて「より多くの求職者に求人を届けられる」として、多くの企業がIndeedに求人を掲載しています。
Indeedと求人サイトとの違いは?

Indeedは「求人検索エンジン」のため、求人サイトとは仕組みが異なります。主な違いとしては以下の通りです。
<Indeedと求人サイトの違い>
- 求人サイト…その求人サイトに出稿した求人のみを掲載
- Indeed…Indeedに出稿した求人票はもちろん、求人サイトや企業の採用サイトなどWeb上にあるあらゆる求人情報も掲載
従来の求人サイト(リクナビやマイナビなど)であれば、求職者はそれぞれの求人サイトに個別でアクセスし、そこから検索をかける必要がありました。
Indeedであれば、Web上にある求人情報を一括で検索できるため、わざわざサイトごとに検索をかける必要がなく、求職者は多くの求人を一度に比べられるのです。
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こちらの記事では求人情報サイトについてさらに詳しく解説しています。利用するポイントやおすすめのサイトなど詳しく知りたい方はぜひ読んでみてください。
求人情報サイト13選|掲載課金型・成果報酬型の特徴や料金を比較

Indeedの掲載方法は?

Indeedとは「求人検索エンジン」のことで、Web上にあるさまざまな求人情報を掲載しています。
Indeedがどういった仕組みなのか、求人サイトとの違いはどういった部分なのか、お分かりいただけたのではないでしょうか。
では、Indeedに求人を掲載するにはどうすればいいのでしょうか。Indeedへの掲載方法は一般的な求人サイトとは異なるため、注意が必要です。
ここでは、Indeedに求人情報を掲載する3つの方法を解説していきます。
<Indeedに求人情報を掲載する3つの方法>
- Indeedに直接投稿する
- 自社の採用サイトにIndeed仕様のページを作成し、クローリングしてもらう
- 他の求人サイトに掲載し、クローリングしてもらう
1つずつ詳しく解説していきます。「Indeedに求人を掲載したい」という方はぜひ参考にしてくださいね。
Indeedに求人掲載する方法1.直接掲載する
Indeedに求人を掲載する方法としては、直接求人情報を投稿し、掲載してもらう方法があります。一般的な求人サイトに求人を掲載する場合と同じような方法です。
Indeedに求人情報を直接投稿する手順を解説していきます。Indeedは求人掲載が簡単にできることも魅力です。
<Indeedに求人情報を直接掲載する3ステップ>
- 公式サイトからアカウントを作成
- 「求人広告掲載ボタン」から求人情報を入力
- 掲載開始
Indeedに直接掲載するステップ1.公式サイトからアカウント作成
まずは公式サイト(https://jp.indeed.com/hire)の右上の「ログイン」ボタンからアカウントを作成します。アカウント作成時には以下の情報が必要です。
- 会社名
- 担当者の名前
- 電話番号
数分でアカウントは作成できます。
Indeedに直接掲載するステップ2.求人情報を入力
続いて、Indeedトップ画面右上の「求人掲載(無料)」ボタンをクリックし、「会社情報」や「求人票の作成」「応募受付方法の設定」など、求人情報を入力していきます。
入力に当たっては、画面にわかりやすく案内が出るため、案内に従って入力していけば求人情報が完成します。
応募されやすい求人票を作成するポイントは以下の通りです。
<求人作成時のポイント>
- 「職種名」や「勤務地名」は16文字以内に(求職者がスマホで一度に見られる文字数が16文字)
- 応募フォームの項目は必要最低限に(応募フォームの入力項目が増えると応募率が減るため)
- 求人情報はできるだけ詳細に(働く姿をイメージしてもらうと、応募率が高まる)
- 「Indeedカンタン応募」の設定(求職者の応募ハードルを下げるためおすすめ)
Indeedに直接掲載するステップ3.掲載開始
求人情報に問題がなければ、掲載枠を「有料枠」にするか「無料枠」にするか選び、掲載を開始します。
有料枠の場合は運営方法やクリック単価などを設定しましょう。これらは後から自由に変更できます。
有料枠と無料枠については後ほど詳しく解説するので、そちらを参考にしてください。
Indeedに求人掲載する方法2.採用サイトにIndeed仕様のページを作成
繰り返しになりますが、Indeedは一般的な求人サイトとは異なり、「Web上にある求人情報をクローリング(プログラムにより収集)して掲載する」という求人検索エンジンです。
そのため、Indeedに求人を掲載するには「自社の採用サイトをIndeedにクローリングしてもらう」という方法があります。
Indeedは一定の基準を満たすwebページを求人情報と認識し、その情報を掲載します。自社の採用サイトでIndeedに掲載されるための条件を満たした採用ページを作成することで、Indeedに求人情報が掲載されるのです。Indeedに掲載されるルールは以下の通りです。
<Indeedにクローリング掲載される条件(引用:「Indeedの基礎・活用法」)>
- 実在する求人情報である
- 求人情報がHTML形式である(PDFファイルは読み込まれる可能性はありますが、基本的にはHTMLをおすすめします)
- 求人情報に応募ボタンなどの導線がある
- 仕事内容、雇用形態、職種、勤務地、最寄り駅、休日、勤務時間などがしっかり記載されている
- 1職種、1勤務地、1URLでページが分かれている
- 求人情報ページが自社サイトのURLである(別のサイトに転送をかけるなどしていない)
- 「ユーザー登録」などの会員登録をしなくても仕事の詳細閲覧が可能
- 求職者が無料で応募できる
以上の基準を満たすことで、Indeedに自社採用サイトの求人が掲載されます。
また、採用サイトの作成・運用を外部に任せている場合は、外注先がIndeedへの連携・掲載をしてくれることが多いです。採用サイトを外注している場合や、外注を検討している場合は、外注先の担当者に確認してみるといいでしょう。
Indeedに求人掲載する方法3.他の求人サイトに掲載
Indeedに掲載される方法として、求人サイトに掲載する方法もあります。IndeedはWeb上のあらゆる求人情報を集めて掲載しており、それは求人サイトに掲載されている情報も同様です。
求人サイトに掲載されているほとんどの求人情報が掲載対象のため、求人サイトに求人を掲載するとほぼ自動的にIndeedに掲載されます。
また、求人サイトによってはIndeedの有料掲載枠を購入しているため、Indeedに上位表示される場合もあります。
Indeedに求人が掲載されない理由は?

ここまで、Indeedに求人情報を掲載する方法について紹介してきました。Indeedへの掲載方法は大きく分けると3つあることはお分かりいただけたかと思います。
では、「Indeedで求人情報を投稿したけど、なかなか掲載されない」という場合はどうすればいいのでしょうか。
ここからは、求人が掲載されない場合の理由と対処法について紹介していきます。
※Indeedへ求人掲載をしていない場合や、問題なく掲載できている場合は、この章を飛ばして『Indeedの無料掲載と有料掲載の違いは?』の見出しから読んでみてください。
Indeedに求人が掲載されない理由として考えられるのは以下の2つです。
<Indeedに求人が掲載されない場合に考えられる理由>
- まだ情報が反映されていない(求人情報入力後2~3日以内に反映される)
- 掲載基準に反している
Indeedに求人情報が反映されるまでは2~3日かかります。
まずは2~3日待ってみましょう。それでも求人掲載されない場合は掲載基準に反している可能性があります。
次の章では、Indeedの掲載基準について紹介していきます。
「Indeedに求人掲載されない」という場合は掲載基準を見直してみてくださいね。

Indeedの掲載基準とは?5つの規約について

Indeedには掲載基準として5つの「規約」があります。これらの規約に反する場合、求人が掲載されない可能性があるため注意しましょう。
<Indeedの掲載基準「5つの規約」(参考:「Indeedで求人情報が表示されない理由。掲載基準を見直してみよう」)>
- コミュニケーション規約
- 応募に関する規約
- 差別に関する規約
- 合法性に関する規約
- プラットフォームの不正使用に関する規約
1つずつ簡単に解説していきます。さらに詳しく知りたい場合はIndeedのガイドラインを参考にしてみてください。
1.コミュニケーション規約
希望に相応しい求人が表示されるようにするための規約です。具体的には以下の通りです。
- 複数の求人を応募者に提示しない
- 勤務地、職種名、応募条件、給与体系を明記する
- テキスト内にリンクを含める場合は、直接求人情報を表示するリンクにする
- 採用企業の名称と所在地、担当者の氏名と職名を明記する
2.応募に関する規約
求職者がスムーズに応募できるようにするための規約です。具体的には以下の通りです。
- Indeedの応募ボタンから、該当職種の応募画面に直接移動できる
- 求人情報の投稿者と、採用企業との関係性を求人情報に明記する
- 応募プロセスで入手した応募者の個人情報を第三者に漏えいしないようにする
3.差別に関する規約
業務の能力と関係のない理由で応募が制限されないようにするための規約です。
業務内容に直接の影響がないにもかかわらず、国籍や性別、年齢で応募を制限する求人が該当します。
4.合法性に関する規約
労働基準法、労災保険法、パートタイム労働法など、法に反する求人の掲載を禁止する規約です。
掲載される求人情報が合法的なものに限られ、採用後においても、仕事内容が違法である可能性のあるものは掲載が認められません。
5.プラットフォームの不正使用に関する規約
Indeedにおける不正使用を禁止する規約です。具体的には以下の通りです。
- Indeed上での求人情報の表示順を操作するなどの行為の禁止
- 掲載基準に反する求人の掲載を可能にする行為の禁止など
Indeedに求人が掲載されない場合の対処法

Indeedに求人が掲載されない場合の対処法としては以下の通りです。
<Indeedに求人が掲載されない場合の対処法3ステップ>
- 求人情報入力後72時間待つ
- 掲載基準を満たしているか確認
- Indeedに問い合わせる
求人が掲載されない場合の対処法1.72時間待つ
求人が審査中の可能性があります。Indeedに求人情報を入力した場合、2〜3日後に検索結果に反映されます。まずは3日間待ちましょう。
自社の求人情報がIndeedに掲載されているか確認する方法としては「利用者画面から自社名を検索し、検索結果に表示されるか確認する」という方法が最も手っ取り早いです。
求人が掲載されない場合の対処法2.掲載基準を満たしているか確認
72時間待っても反映されない場合は、Indeedの掲載基準を満たしていない場合が多いです。先ほど紹介した5つの規約を参考に、掲載基準を満たしているか確認してみてください。
<押さえておくべき掲載基準>
- 業務の詳細を記載…求職者が具体的に仕事内容をイメージできるように記載されているか
- 勤務地を明確に記載…市町村レベルまで記載されているか
- 求人ごとにURLを分ける…1つのURLの中に複数の求人情報を入れていないか
- 応募者がスムーズに応募できる…応募方法は明確か
- モバイル対応…85%がスマホユーザー。最適化されたページを構成しているか
求人が掲載されない場合の対処法3.Indeedに問い合わせる
もし、掲載基準を満たしているにもかかわらず掲載されない場合は、Indeedの「採用企業ヘルプセンター」を確認しましょう。
Indeedを利用する上での疑問やトラブルの解決方法が掲載されています。
《採用企業ヘルプセンター:https://indeed.force.com/employerSupport2/s/?language=ja》
それでも解決できない場合は、Indeedのサポート担当に問い合わせましょう。問い合わせ方法は以下の通りです。
<Indeedのサポート担当に問い合わせる方法>
- メール…「採用企業ヘルプセンター」のページ最下部にある「リクエストを送信」をクリック
- 電話…0120-34-3140(応対時間:平日午前9時~午後5時)
Indeedの無料掲載と有料掲載の違いは?

ここまで、Indeedへの求人掲載方法と、掲載されない場合の対処法を紹介してきました。
ここからは、Indeedの「無料掲載」と「有料掲載」のそれぞれの特徴や違いについて解説していきます。
Indeedを利用する上で「無料にするか有料にするか」は重要な選択ですので、ぜひこの章の内容を参考に、Indeedを賢く活用してくださいね。
Indeedの無料枠の特徴
まずはIndeedの無料枠について紹介していきます。
Indeedは一般的な求人サイトとは異なり、無料で求人情報を掲載できます。Indeedの無料枠の特徴は以下の通りです。
<Indeed無料枠の特徴>
- 掲載数・応募数に関係なく無料
- 有料枠より求職者の目につきにくい
- 採用サイトの場合、掲載条件が厳しい
Indeedは掲載数、応募数に関係なく無料で利用できることが魅力です。
ただ、無料枠は有料枠よりも下位に表示されます。また、無料枠の中でも上位表示されるためには競争率が高いため、求職者の目につきにくいことがデメリットです。
また、自社の採用サイトを無料掲載するためには「6件以上の求人情報が掲載されている」ことが条件です。有料掲載の場合は6件以下でも掲載されるため、掲載条件は厳しめです。
<<Indeedの無料掲載の関連記事もチェック!>>
こちらの記事ではIndeedの無料掲載についてさらに詳しく解説しています。Indeedの無料掲載についてさらに詳しく知りたい方はぜひ読んでみてください。
【コスパ最強】Indeedに無料掲載する方法|効果を出す4つのコツ
Indeedの有料枠の特徴
有料枠の特徴は以下の通りです。Indeedで有料掲載するには、通常の求人作成の最後に有料オプションを設定するだけなので、簡単に設定できます。
<Indeed有料枠の特徴>
- クリック課金型
- 予算の上限を設定できる
- 無料枠よりも上位表示される
- パフォーマンスレポートが見られる
Indeedの有料枠は一般的な求人サイトと料金形態が異なります。
一般的な求人サイトは掲載するだけで費用が発生する「掲載課金型」なのに対して、Indeedはクリックされたときのみ費用が発生する「クリック課金型」です。
有料枠では「予算の上限」を設定できるため、「クリック数が予想以上に多くて費用がかかってしまった」という事態を防ぐことができます。
有料枠は無料枠に比べて上位に表示されやすく、求職者の目にも留まりやすいことも魅力です。
パフォーマンスレポートでは、閲覧数やクリック数を確認でき、求人情報の最適化に役立ちます。
Indeedの掲載料金は?

ここまで、Indeedの無料枠と有料枠の特徴を紹介してきました。無料枠は「費用が一切かからない分、表示順位が低い傾向」で、有料枠は「クリック単価がかかる分、上位表示されやすい」ということは理解できたかと思います。
では、Indeedのクリック単価はどの程度なのでしょうか。ここでは、Indeedの料金について紹介していきます。
- Indeedはクリック単価
- クリック単価は入札制
- 料金請求のタイミングは40,000円ごと
Indeedはクリック課金型
繰り返しになりますが、Indeedは「無料枠」と「有料枠」に分かれています。有料枠の料金は「クリック課金型」で、クリック数に応じて料金が発生する仕組みです。
一般的な求人サイトの「掲載料」のようなコストは発生せず、クリックされなければ一切費用がかかりません。
クリック単価は入札制
Indeed有料枠のクリック単価は「入札制」で決定します。そのため、募集地域や業界、職種など様々な要因によって価格は変動します。
企業はIndeedの管理画面から「上限クリック単価(15円〜1,000円)」と「1日あたりに利用する上限日予算」を設定できます。
クリック単価の価格に応じて表示順位も多少上下します。クリック単価が他の求人よりも安すぎると、表示順位が下がり、求職者の目にも付きにくく、応募が集まりにくい傾向にあります。
ただ、基本的には、Googleなどの検索エンジンと同様、ユーザーのニーズにあった求人も上位表示します。クリック単価を高額に設定したとしても必ず上位に表示されるとは限りません。
料金請求のタイミングは?
Indeedで発生した費用は、登録されたクレジットカードから支払われます。
請求タイミングは「利用金額が40,000円に達するごと」で、40,000円に満たない場合は「月末締め・翌月月初払い」です。
Indeedに求人を掲載する7つのメリット

ここまで、Indeedの料金について解説してきました。続いては「Indeedに求人を掲載するメリット・デメリット」を紹介していきます。まずはメリットから、まとめると以下の通りです。
<Indeedに求人掲載するメリット>
- 求人が多くの人の目に留まる
- 日本だけでなく、世界中に募集をかけられる
- 求人掲載が簡単
- コストを抑えられる
- 予算管理しやすい
- 分析結果をすぐ求人情報に反映できる
- 雇用形態に関わらず掲載できる
1つずつ詳しく解説していきます。
Indeedに求人を掲載するメリット1.多くの人に求人を見てもらえる
Indeedに求人を掲載することで、「求人を多くの人に見てもらえる」ことがメリットとして挙げられます。
Indeedの特徴は圧倒的な利用者数です。日本では月間1,000万人以上が利用しており、求人サイトや自社採用サイトよりも多くの閲覧が期待できます。
また、IndeedはSEO(検索エンジン最適化)にも強く、GoogleやYahoo!の検索結果でも上位表示されやすいのが特徴です。つまり、「Indeedのトップ画面からの検索だけでなく、GoogleやYahoo!からの検索でも表示される」ということです。
求人サイトや自社サイトよりも露出されやすいため、「応募者を増やしたい」「多くの人に求人を見てほしい」という場合にはIndeedへの求人掲載がおすすめです。
Indeedに求人を掲載するメリット2.海外の人材も募集できる
Indeedは日本だけでなく世界60か国以上でサービスを展開しています。そのため、日本だけでなく海外の人材にも募集をかけられることがメリットです。
世界では毎月2億人以上のユーザーが利用しており、「より多くの人を対象に募集したい」「海外も視野に入れたい」という場合におすすめです。
Indeedに求人を掲載するメリット3.求人掲載が簡単
Indeedのメリットとして「求人掲載が簡単」ということがあげられます。Indeedで求人を掲載するには「アカウントを開設」して「求人情報を入力」するだけで掲載が完了します。
初期費用・掲載費用も掛からないためリスクもなく、気軽に求人掲載できるのも魅力です。
知識やノウハウがなくても簡単に掲載できるため、「人材の募集が初めて」「まだ求人掲載に慣れていない」という場合にもおすすめですよ。
Indeedに求人を掲載するメリット4.コストを抑えられる
Indeedで求人掲載するメリットとして「コストを抑えられる」ことも挙げられます。Indeedには「無料掲載」があり、初期費用・掲載費用・応募単価が一切かからずに求人を掲載できるため、コストの削減が期待できます。
有料掲載の場合でも、求人掲載に際して「掲載料」は一切かかりません。クリック時のみ費用が発生する「クリック課金型」で、クリック単価も自由に決められるため、自社の採用に合わせてコストを抑えた求人募集が可能です。
ただ、「無料掲載」や「クリック単価が低い」などコストを抑えすぎると、多くの求人情報に埋もれてしまう可能性があることは注意しましょう。
コストと応募数のバランスを取りながら運用していくのがIndeedで求人募集を成功させるポイントです。
Indeedに求人を掲載するメリット5.予算管理がしやすい
Indeedに求人を掲載するメリットとして「予算管理がしやすい」ことも挙げられます。Indeedは「クリック単価上限」や「月額予算」の設定が可能なため、「予期せぬ予算オーバー」の心配がありません。
また、掲載料金のかかる掲載課金型ではなく「クリック課金型」であることも、費用対効果の試算がしやすく、予算管理がしやすいポイントです。
Indeedに求人を掲載するメリット6.求人を改善しやすい
Indeedに求人を掲載するメリットとして「求人情報を修正しやすく、分析結果を求人に反映させやすい」ことがあげられます。
Indeedではレポート機能として「表示回数」や「クリック回数」を確認できます。また、求人情報はいつでも自由に修正が可能です。そのため、データをもとに求人情報の改善点を分析し、即座に求人に反映できます。
一般的な求人サイトでは、「求人情報の修正がすぐにできない」「担当者に連絡しなければならない」「修正にはコストがかかる」といったことも珍しくありません。
その点、Indeedなら原稿の修正が自由にできるため、柔軟な運用が実現します。
Indeedに求人を掲載するメリット7.雇用形態に関わらず掲載可能
Indeedに求人を掲載するメリットとして「新卒、中途、アルバイト・パートなどの雇用形態に関わらず求人掲載ができる」ことがあげられます。
一般的な求人サイトの場合、「新卒用」「中途用」「派遣用」「アルバイト用」などに分けて、それぞれに特化した求人サイトに出稿する必要があります。
ですがIndeedであれば、雇用形態に関わらず掲載できるため、それぞれにかかる「掲載コスト」「求人票作成の手間」「応募の管理」などがまとめられ、管理が簡略化できます。
Indeedに求人を掲載する上での4つの注意点

ここまで、Indeedに求人を掲載するメリットについて紹介してきました。Indeedは効果面でもコスト面でも優れており、求人掲載も簡単ということはお分かりいただけたかと思います。
多くのメリットがある一方で、Indeedには求人掲載のデメリットや注意点があるため、しっかりと把握したうえで導入・運用しなければなりません。
ここからはIndeedのデメリットについて以下の4つを紹介していきます。
<Indeedに求人を掲載するデメリット>
- 無料掲載は求職者の目につきにくい
- 求人掲載以外の機能が少ない
- 専用のフォーマットでは魅力が伝わりにくい
- 掲載基準を満たす必要がある
1つずつ詳しく解説していきます。Indeedのマイナス面までしっかりと把握し、採用に活かしてくださいね。
Indeedに求人掲載するデメリット1.無料掲載は見られにくい
Indeedに求人を掲載する際の注意点として「無料掲載では求職者の目につきにくい」ということがあげられます。
Indeedには「無料掲載」と「有料掲載」がありますが、有料掲載の方が上位に表示される傾向にあるため、無料枠に求人を掲載しても見られにくいのです。
また、無料枠に求人を掲載している企業も多く、無料枠の中でも上位に表示させるにはノウハウや知識、データの分析などの試行錯誤が必要となります。
Indeedで求人掲載の効果を高める方法については後ほど解説しますので、ぜひそちらも参考にしてください。
Indeedに求人掲載するデメリット2.求人掲載以外の機能が少ない
Indeedは簡単に求人掲載ができ、クリック単価の設定や予算の設定ができます。
ですが、予算設定以外の機能は一般的な求人サイトと比べて少ないのが特徴です。
一般的な求人サイトであれば「日程調整」や「案内メールの送信」など、採用活動を効率化させる機能が搭載されていることもありますが、Indeedにはそういった機能はありません。
結果として「Indeedでコストを抑えたのに、その分工数がかかってしまう」「せっかく多くの人に見てもらえているのに、レスポンスが遅く採用率が下がってしまった」という事態にもなりかねません。
採用に工数をかけられない場合は「IndeedとATS(採用管理システム)で工数の削減を狙う」「採用サイトや求人サイトに求人情報を掲載してIndeedにクロールしてもらう」などの対策をするといいでしょう。
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こちらの記事では採用管理システム(ATS)についてさらに詳しく解説しています。採用サイトが作れるATSサービスなどを知りたい方はぜひ読んでみてください。
【採用管理システム(ATS)おすすめ13選】メリット・デメリットや選び方
Indeedに求人掲載するデメリット3.直接掲載は魅力が伝わりにくい
Indeedは「専用のフォーマットでの求人掲載では魅力が伝わりにくい」というデメリットがあります。
Indeedに直接求人を掲載する際に情報を入力するフォーマットは簡易的な内容しか掲載できないため、「自社の魅力を伝えきれない」と感じる企業も多いです。
Indeedにやってくる求職者にも魅力を伝えるためには、自社の採用サイトの求人情報をIndeedに掲載されるようにすることが最も効果的な方法でしょう。
そうすることで「多くの人の目に留まる」というIndeedのメリットと「自社の魅力や企業理念、社内の雰囲気などを思う存分伝えられる」という自社採用サイトのメリットを掛け合わせることができます。
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こちらの記事では採用サイトについてさらに詳しく解説しています。採用サイトの必要性や制作方法についてさらに詳しく知りたい方はぜひ読んでみてください。
採用サイトとは?制作する方法や効果を出すポイントをプロが解説
Indeedに求人掲載するデメリット4.掲載基準を満たす必要がある
Indeedに求人を掲載する際の注意点として「掲載基準を満たして求人情報を入力しなければならない」ということがあげられます。
Indeedの掲載基準にそぐわない場合、求人情報が掲載されないこともあるので注意が必要です。
とくに押さえておきたい掲載基準は以下の通りです。
<押さえておくべき掲載基準>
- 業務の詳細を記載…求職者が具体的に仕事内容をイメージできるように記載されているか
- 勤務地を明確に記載…市町村レベルまで記載されているか
- 求人ごとにURLを分ける…1つのURLの中に複数の求人情報を入れていないか
- 応募者がスムーズに応募できる…応募方法は明確か
- モバイル対応…85%がスマホユーザー。最適化されたページを構成しているか
Indeedへの求人掲載に向いている企業

ここまで、Indeedに求人掲載するメリット・デメリットを紹介してきました。
これまでに紹介したメリット・デメリットを踏まえて、ここからはIndeedへの求人掲載をおすすめしたい企業の特徴を紹介していきます。
<Indeedへの求人掲載はこんな企業におすすめ>
- 求人広告費・採用コストを抑えたい企業
- 複数職種の求人募集をしたい企業(掲載料がかからないため)
- これまでの求人サイトで効果が出なかった企業
- 地方での採用や、海外での採用をしたい企業
- 採用サイトを多くの人に見てほしい場合
- 求人広告に慣れておらず、簡単に掲載できるサービスを使いたい場合
もしこれらに当てはまるなら、Indeedへの求人掲載を検討してみてはいかがでしょうか。
Indeedの求人の効果を高めるには?

ここまで、Indeedに求人掲載するべき企業の特徴を紹介してきました。Indeedは
「コストを安く抑えたい」
「多くの人に求人を見てほしい」
「手間なく求人掲載をしたい」
という企業におすすめのサービスです。
ここからは、Indeedに求人掲載する上で、さらに効果的に運用していくポイントを紹介していきます。Indeedの求人の効果を高める方法は以下の通りです。
<Indeedを効果的に利用するポイント>
- 「キーワード」を意識し、上位表示を狙う
- 応募者にわかりやすい求人票を意識し、応募率を高める
- 外注して最適化するのも手段の1つ
1つずつ詳しく解説していきます。Indeedは多くの企業が利用しているため、利用方法を工夫して求人が埋もれないようにしましょう。
Indeedを効果的に利用するポイント1.上位表示を狙う
応募数とは「応募数=表示回数×応募率」で決まります。そのため、Indeedで応募を増やすなら、「表示回数」と「応募率」を上げることが最もシンプルで効果的な方法です。
表示される回数を上げるためにも、まずは上位表示を狙いましょう。
Indeedの表示順位に関するアルゴリズムは一般に公開されていませんが、一般的には「設定しているクリック単価」や「情報の新しさ」「キーワード選定」「クリック率」などが重要となります。
クリック単価の相場は地域や職種によって異なるため、自社の求人に最適なクリック単価を設定することが大切です。データを見ながら金額を変更し、最適な単価を探しましょう。
また、古すぎる情報は他の求人に埋もれてしまうため、定期的に更新するといいでしょう。
キーワード選定のコツとしては、「どんな人材に応募してほしいのか」「その人材がどんなキーワードを使って求人を探すのか」の2点を考えることが重要です。
<キーワード選定の例>
- 新卒など若い人をターゲットとする場合…「ワークライフバランス」「プライベート充実」「新しいことにチャレンジ」など
- 中途など経験者をターゲットとする場合…「職種名」や「資格名」など、ピンポイントのキーワード
選定したキーワードを求人情報に盛り込むことで、そのキーワードで検索した求職者に見てもらえる可能性が高まります。
また、「求職者に好まれるキーワード」でクリック率を上げると、上位表示が見込めるでしょう。
具体的には「リモートワークOK」「フレックスタイム制度」などの『自由な働き方』があげられます。これらのキーワードで求人を求職者の目にとめることも、求人の効果を上げる1つの方法です。
キーワードを選定する注意点としては、「キーワードを盛り込み過ぎると、想定していない求職者からのクリックが増えてしまう」ことです。
「多くの求職者に見てもらおう」と関係のないキーワードを盛り込みすぎると、自社が求める人材のイメージとは異なる求職者からの応募が増えてしまいます。その結果「余計なクリック単価」「余計な採用担当者の負担」が増えてしまう可能性があるため注意しましょう。
Indeedを効果的に利用するポイント2.応募率を高める
上位表示をするコツを紹介しましたが、いくら上位表示されても求職者が応募しなければ意味がありません。続いては応募率を高める方法を紹介していきます。
応募率を高めるには「求職者に働いている姿をイメージしてもらう」ことが最も効果的です。「どんな仕事内容で」「どんな仲間と働き」「どんな休日が過ごせて」「どんな福利厚生を受けられるのか」など、求人情報を詳細に記載しましょう。
<求人情報を詳細に記入する例>
- 職種…「営業職」ではなく「保険の個人向け営業」のように、扱う商品や売り込む相手を明確にする
- 仕事内容…「1日の流れ」や「実際にやること」がわかるようにする
- 労働条件…「勤務時間」「残業時間」「休日日数」などを明確に記載する
求職者は、どれか1つの項目でも不明な点があると「怪しいのでは?」「本当に応募して大丈夫かな?」と躊躇してしまいます。
「この求人情報を読めば、どんな様子で仕事するのかがすべてわかる」というレベルまで詳細を記載するのが望ましいでしょう。
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こちらの記事では求人応募書き方についてさらに詳しく解説しています。応募が集まる求人の書き方について詳しく知りたい方はぜひ読んでみてください。
【改善テンプレート有り】応募が殺到する求人広告の書き方を解説
Indeedを効果的に利用するポイント3.外注するのも手
Indeedで求人を効果的にしたい場合、外注するのも1つの手段です。
Indeedの運用は知識やノウハウがないと他の求人に埋もれてしまいます。「自社にノウハウがない」「運用する人手が足りない」という場合は、外部に任せましょう。
また、Indeedだけでなく、「自社採用サイトの作成・運用」など、採用マーケティング自体を外部に任せるのもおすすめです。
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求人広告代理店選び失敗しない6つのポイントとは?メリットも解説
「京栄くん」では、自社採用サイトの作成から運用まで全て任せられます。詳細は下記を見てみてください。
indeedのよくある質問

最後に、Indeedに関する「よくある質問」に回答していきます。
「Indeedの掲載期間はどれくらいなの?」
Indeedに「掲載期間」という概念はありません。
一般的な求人サイトの場合、掲載期間が定められており、掲載期間分の掲載料金がかかりますが、Indeedには掲載に料金がかからないため、掲載期間にも定めがありません。
掲載を終了したい場合は管理画面からステータスを「停止」に変更しましょう。
また、有料枠での求人掲載の際は、設定予算が尽きた場合にも掲載が終了します。
「Indeedの無料掲載は効果が出るの?」
無料掲載でもIndeedの仕組みを理解したうえで運用すれば効果は出ます。
しかし、知識や時間が必要となるため、試行錯誤をしていくか、外部に運用を任せる企業も多いです。
「Indeedの求人掲載を有料枠にするには?」
Indeedの求人を有料掲載にするには、オプション機能の「スポンサー求人」を利用しましょう。
通常の求人作成の最後に有料オプションを設定することで、有料枠への登録ができます。
「Indeedの運用って具体的には何をするの?」
Indeedの運用は「求人情報の改善」と「クリック単価・予算の調整」の2つが主です。
アクセス数やクリック数を見ながら、より応募されやすい求人情報に改善し、自社の予算と表示数からクリック単価の最適化を図ります。
Indeedで効果を出すためにはデータを分析し試行錯誤して改善していくことが大切です。
Indeedの掲載方法まとめ

ここまで、Indeedについて「掲載方法」や「有料枠と無料枠の違い」「求人掲載するメリット・デメリット」などを紹介していきました。この記事の内容をおさらいすると以下の通りです。
<この記事のまとめ>
- Indeedとは、「求人に特化した検索エンジン」で、60か国以上で利用されている
- Indeedにはweb上のあらゆる求人情報が集められている
- 求人サイトと異なり、企業の採用サイトの情報も掲載されており、求職者はあらゆる求人を一括で検索できる
- Indeedへの掲載方法は「直接投稿」「自社採用サイトに求人ページを作成」「求人サイトに掲載」の3パターン
- Indeedに求人が掲載されない場合の対処法は「72時間待つ」「掲載基準を確認」「Indeedに問い合わせる」
- 無料掲載は「費用が一切かからないが有料求人よりも下位表示される」
- 有料掲載は「クリック単価がかかるが、無料求人よりも上位表示される」
- Indeedの料金は「クリック単価」で、「入札制」
- Indeedに求人掲載するメリットは「多くの利用者が見る」「掲載が簡単」「コスト削減」など
- 求人掲載する際の注意点は「無料掲載は見られにくい」「機能が少ない」「掲載基準を満たす必要がある」など
- Indeedの求人効果を高めるには「上位表示」「応募率アップ」が重要。ノウハウが必要となるので、外部に委託するのも1つの手。
ぜひこの記事を参考に、Indeedへの求人掲載を検討してみてはいかがでしょうか。
「京栄くん」なら採用サイトの作成からIndeedの運用まで任せられる

ここまで読んだ方の中には
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- 独自ノウハウで採用サイトを最適化。応募者の増加が見込める
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また、京栄くんなら「希望の応募単価に合わせたサービスの構築・運用」も可能です。コストが高くなりすぎることもありません。
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投稿者プロフィール
- 「京栄くん」ライター
求人募集のお役立ち情報や採用サイトに関する知見を発信していきます。
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