中途向け採用サイトに必要なコンテンツ- 事例から学ぶ

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採用サイトの中でも、中途採用向けの採用サイトではどのようなコンテンツを用意すればよいのでしょうか。企業の中途向け採用サイト事例や、新卒向けの採用サイトと比べた違いなどをまとめて掲載しています。

中途求人向けの採用サイト

採用サイトを応募前に閲覧する求職者は増え続けています。応募する人に検討材料を与え、応募者の質を上げるために、会社への理解や会社への期待を深めるため、採用サイトが必要となっています。
新卒には別サイトを用意するなどの力の入れている会社も増えていますが中途採用は、採用サイトの1コンテンツとして大きく力を入れていない企業もあります。
ですが、中途採用の難しさや、即戦力獲得として中途採用(キャリア採用)の需要が高まる中、中途採用も採用サイトを利用し戦略的に採用を進めている企業も見られます。

転職理由から採用サイトのコンテンツを考える

中途向けの採用サイトのコンテンツを考える場合、転職者の転職理由を知っておくと、コンテンツのヒントになります。
ビズヒッツが実施した、30代の転職に関する意識調査では、以下の3つが転職の理由上位にあがりました。

1.待遇や職場環境への不安
2.スキルアップ/新しい仕事への挑戦
3.ライフスタイルの変化

調査対象:30代で転職を経験した全国の男女
調査期間:2020年12月3日~12月15日
参照)ビズヒッツ:https://media.bizhits.co.jp/archives/8535

上記の転職理由から見ると、転職者は転職先の情報として
・待遇や職場環境
・業務内容
・待遇
などに興味があることが分かります。新卒採用対象の学生と違い現実な理由で勤務先を考えることが多いですね。このような層を獲得するためには、新卒向けの「イメージ」ではなく、具体的な内容が採用サイトのコンテンツにも有効となりやすいです。

新卒採用サイトと中途採用サイトの事例・コンテンツ比較

では、大手企業は新卒向け採用サイトと中途向け採用サイトでどのような差別化をしているのでしょうか。具体的な事例を見ていきます。

株式会社リクルート

大手リクルートは、中途採用向けに別のサイトを作り、コンテンツやデザインを変えた採用サイトを用意しています。

・新卒向け採用サイト
https://www.recruit-jinji.jp/
新卒採用サイトのメインコンテンツはキャッチコピー、応募要項などです。
新卒サイト向けのコンテンツの大きな特徴として、このようにメインコンテンツにキャッチコピーやイメージ動画など「働くイメージ」を膨らましやすいコンテンツがトップページに使われることが多いです。学生向けという事で色味やフォントもポップな印象です。

・中途向け採用サイト
https://recruit-saiyo.jp/
こちらもメインコンテンツがキャッチコピーになっていますが、「あなたは会社をどうしたい?」と、具体的な問いかけとなっています。色味も新卒向け位サイトと比べると落ち着いた色合いです。

・リクルートを知る
・仕事を知る
・人を知る
・職場を知る

の4つがメインコンテンツです。

京セラ

京セラは別サイトではなく、新卒向けの採用サイトと中途向けの採用サイトのページを分ける構成としています。

・新卒向け採用サイト
https://www.kyocera.co.jp/recruit/new/index.html
「夢を見る大人」というキャッチコピーがページのメイン部分に掲載されています。働くイメージを膨らましやすいまさに新卒向けのキャッチコピーですね。中途採用でこのようなキャッチコピーを載せても刺さらなそうですが、新卒、中途と採用ページを分けることで、ターゲットに合わせたキャッチコピーを使用することができます。

・中途向け採用サイト
https://www.kyocera.co.jp/recruit/career/
対して、中途向けの採用サイトでは「世界に誇れる技術をつくる、京セラのDNA」のキャッチコピーが目立ちました。転職者の声、働きがいの説明などもあり、転職者に特化したコンテンツが目立ちます。

ニトリ

ニトリも、別サイトを用意するのではなく採用ページの中で、新卒採用と中途採用のページを分けています。新卒採用サイトの豊富なコンテンツに対して、中途採用のページはとてもシンプルです。

・新卒向け採用サイト
https://www.nitori.co.jp/recruit/newgraduate/
「君の夢は、君を創る。」というメッセージを大きく打ち出しています。これも新卒ならではのメッセージ性のあるキャッチコピーですね。

大人は突然、夢を語らなくなる。
私たちが、今日も目の前の課題に向き合う理由。
それは、世界中の人々の暮らしを豊かにするという大きな夢があるから。

と言うような記載もあり、京セラ同様「夢」というキーワードが印象的です。

・中途向け採用サイト
https://www.nitori.co.jp/recruit/career/

対して中途採用サイトはコピーなどなくとてもシンプルです。

・職種紹介
・社員紹介
・会社紹介
の3つをメインコンテンツに置いている構成でした。

リルフル

https://recruit.lifull.com/
リルフルでは、新卒も中途も同じ採用サイトを利用しています。別サイトを用意するのは手間だと感じる企業には参考となる構成です。
先に紹介した企業の採用サイトのようにターゲットを分け「メッセージ」を分けることは難しいですが、運用の手間は減ります。
インタビューではハッシュタグ、#新卒、#中途をつくり、興味のある人のインタビューを見やすくするなど1サイトで新卒、中途の求職者両方が見やすいようコンテンツの工夫がされています。

トヨタ

トヨタでは新卒向けと中途向けで別サイトを用意していますが、比較的似たデザインの採用サイトを使用しています。新卒と中途で採用サイトのイメージが違う企業が多いなか、珍しいですね。ただし、コンテンツに違いがありました。

・新卒向け採用サイト
https://toyota-saiyo.com/

新卒向け採用サイトでは「エントリー」を目立たせることが多いですが、トヨタの新卒サイトもそのような構成となっています。

・エントリー/ログイン
・トヨタを知る
・採用情報
・職種紹介
・社員インタビュー
・働く環境と制度
・イベント情報

中途向け採用サイト
https://www.toyota-careers.com/

対して、中途向けサイトで一番目立つコンテンツは「募集職種検索」です。職種ありきの中途採用という事が分かり易くなっています。

・募集職種検索
・トヨタを知る
・社員インタビュー
・福利厚生と職場環境
・応募要領・選考プロセス
・キャリア登録
・よくあるご質問
・職種紹介

中途向けの採用サイトに必要コンテンツは?

採用サイトでは一般的に以下のようなコンテンツが採用されています。

・募集要項/職種詳細
・選考ステップ
・会社紹介
・よくある質問
・エントリーフォーム
・仕事を探している人にアピールするコンテンツ
・社員紹介
・ワークライフバランス

上記は中途でも新卒でも共通するコンテンツです。

では、中途と新卒採用サイトをどのように差別化するかというと、コンテンツの前にまずはデザインで分けているサイトがあります。新卒向けでは各社「働くイメージ」を前面に置き、デザインも凝ったサイトにしている企業が多いですが、中途採用向けの採用サイトはシンプルなデザインで、より実用的なコンテンツに重きを置いているサイトやページが多い印象です。

転職の理由や各企業の採用サイト事例からみる必要なコンテンツは以下のようなコンテンツです。
中途向けに特化する際との事例をみながらコンテンツの検討を進めると、中でも中途採用向けの採用サイトを作る際に力を入れたい、欠かせないコンテンツは以下です。

募集職種

新卒採用の場合は具体的な職種を選択して応募することが少ないですが、中途採用の場合は、基本的にその職種のキャリア、経験がある人の採用となります。そのためどんな職種のどんな経験がある人を募集しているのか明記が必要になります。

社員紹介(転職入社社員)

社員紹介のコンテンツは新卒向けの採用サイトでも見られますが、人選に違いが見られます。中途サイト向けのサイトでは中途採用の社員を紹介する事で、より親近感をもってもらいやすいコンテンツとする事が出来ます。

会社の魅力を紹介

こちらは採用サイトであれば必ず必要なコンテンツですね。どんな会社なのか、しっかりと応募者に伝えたいものです。中途の場合は、以前の会社と比べてどうなのかという具体的な比較検討をする人が多いので、待遇、福利厚生や職場環境などより具体的な説明がある方が、比較検討されやすく採用後の乖離が少なく済みます。

中途採用サイトのコンテンツは通年最新の情報に

新卒であればある程度応募時期の流れがあり、その時期に合わせて採用サイトの作成やコンテンツの更新で対応が可能です。ですが、中途採用の場合は応募が通年行われていることも多く、年を通して最新の情報とする必要性が出てきます。
応募前には採用サイトを見る応募者が増えていることから古い情報を載せたままにしておくと、応募者を逃す事にもつながりかねません。情報の更新は手間がかかる事もありますが、中途採用に力をいれるのであれば、採用サイトを最新の情報とするよう心掛けたいですね。

応募を増やすのではなく、質を上げるサイト作成を

多くの求職者がインターネットで情報を探し、応募する時代となりました。良い採用サイトは、優秀な人材を獲得する有効な手段ともいえます。自社の考えを、サイトに反映し、より効率的に良い人材を採用したいと考えるのは、どこの会社も同じです。

費用対効果を考えて中途向け採用サイトを作成するなら

これらの知識を踏まえて中途向けの採用サイトの有効性やコンテンツは理解したものの、いざ作成するといっても、人材もいないし費用もかかるしなかなか難しいという会社も多いのではないでしょうか。また作成して終わりではなくその後の運用も必要です。人手がかかり、金額が高く「こんなはずではなかった」と採用サイトの運営が負担になってしまう会社も少なくありません。

その場合は、応募があってから成果報酬という形になる「京栄くん」というサービスの利用検討もおすすめです。
採用サイトはただ作っただけではなく、効果的な採用サイトの運営にはマーケティングの知識や、頻繁な更新も必要になってきます。初期費用を抑えて採用サイトの作成、効果的な運用を検討している場合は、是非お問合せ下さい。

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