InstagramやTwitterなどのSNSを使った採用手法であるソーシャルネットワークリクルーティングが、今ますます注目されてきています。SNS採用活動をやってみたいけど、まずはポイントを知りたい!と思っている採用担当の方は多いのではないでしょうか。今回はSNS採用の中でも、若年層のユーザーを着々と増やしているInstagram(インスタグラム)の活用について、詳しく見ていきます。インスタグラムの特徴、インスタグラムを活用したSNS採用のメリット・デメリットを簡単にまとめ、成功のポイントの他、参考にしたい事例も紹介します。
インスタグラムを活用したSNS採用の導入を検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。

Contents
  1. インスタグラム(Instagram)とは? 他のSNSと比べてわかる!
  2. インスタグラムを活用したSNS採用のメリット
  3. インスタグラムを活用したSNS採用のデメリット
  4. インスタグラム採用 事例と参考にしたいポイント
  5. インスタグラム採用 成功のためのポイント
  6. インスタグラム採用は「あり」か「なし」か?!
  7. まとめ:インスタグラムは既存採用活動に上手に取り入れて活用を
  8. H2 インスタグラム採用からのランディングにも!初期費用0円の自社採用サイト「京栄くん」

インスタグラム(Instagram)とは? 他のSNSと比べてわかる!

インスタグラムは「インスタ」の名前でも有名な人気SNSサービスです。

絵日記感覚で簡単に写真をアップロードできる手軽さと、雑誌感覚で写真を眺めることのできる気軽さで、人気を博しています。人気モデルやアーティストがプライベートを投稿するアカウントが有名になったり、一般ユーザーにおいても「インスタ映え」する写真を撮ることが社会現象にもなりました。

コロナ禍においては小規模店舗の営業案内に利用されるなど、インフラとしての需要も高まり、ユーザーを大きく伸ばしたと言われています。

まずはそんなインスタグラムにどのような特徴があるのか見て行きましょう。

インスタグラムのユーザー数

ユーザー数参考サイト:
https://www.jetro.go.jp/ext_images/biz/seminar/2021/493bb8cff6a695ef/20210916_Webinar.pdf
https://www.comnico.jp/we-love-social/sns-users#anc_q093nr
ユーザー層参考サイト:
https://www.soumu.go.jp/main_content/000765135.pdf

2010年のサービス開始以来、スマートフォンの普及に伴い短期間で人気が出ました。2020年の総務省の調査では、10代と20代の約7割が利用しており、30代でも5割以上就職・転職の若年層が主な利用者となっています。

パンデミック以前は、アメリカでの新規アカウント数の減少が報道されましたが、ショッピング系の新規サービスのリリースが功を奏し、人気が再び再燃。日本国内のユーザー数は今後も増加傾向にあるとされています。

インスタグラムの強み・弱み

インスタグラムは画像または動画の投稿が必須で、ビジュアル性に優れたSNSです。TwitterやfacebookなどのSNSでも画像を載せることはできますが、インスタグラムは、スマートフォンのアプリで、より画像が見やすい仕様になっています。

一方、テキストによる文字情報をユーザーに読ませるには工夫が必要です。
投稿がユーザー側に表示された際、画像の下に表示されるコメントはおよそ30字未満。メインヴィジュアルが興味を引くものでないと、その投稿の中身をチェックしてもらえない、という弱みがあります。

投稿コンテンツは、ぱっと見て一瞬で内容がわかり、魅力的で好印象のものにする必要がありますね。

インスタグラムの機能・投稿コンテンツ

インスタグラムはスマートフォンにアプリをインストールして閲覧・投稿するのが一般的です(Webブラウザでもできますが、一部機能に制限があり)。
代表的な機能について、簡単に紹介します。

1.フィード

フィードは、いわゆる投稿のことです。画像か動画にテキストのコメントがつけられます。フィードはアカウントのプロフィールに蓄積され、興味を持ったユーザーがまとめて閲覧することもできます。投稿時に、ハッシュタグ(「#」を用いた、関連づけキーワード)を活用すれば、より多くのユーザーに見てもらえる可能性が広がります。

2.ストーリーズ

ストーリーズは、投稿から24時間で自動的に消えるコンテンツ。フィードに残すまでもない、よりカジュアルな内容を投稿できるサービスです。国内のデイリーアクティブユーザーの70%が閲覧していると言われ、フィードよりもさらに多くの閲覧に期待が持てます。ストーリーズでフィードの投稿告知をし、ユーザー誘導を図ることが可能です。

3.リール

リールは、動画投稿機能です。社員インタビューや仕事風景紹介などの企業カルチャーの発信に、大きな力を発揮しそうですね。最大60秒なので、ちょっとしたスキマ時間でチェックできる閲覧ハードルの低さも特徴です。

4.ライブ配信

ライブ配信は、リアルタイム動画を配信できる機能です。2021年からはゲストを招待し、最大4名で会話を行いながら動画配信ができるように。視聴ユーザーはコメントを入力でき、配信者がそれに回答するなど即時性のあるコミュニケーションが可能です。リアルタイムならではの臨場感で、配信者の雰囲気や人柄が伝わりやすいという特徴があります。


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インスタグラムを活用したSNS採用のメリット

次に、インスタグラムを採用に活用することで、どんなメリットがあるのか見て行きましょう。
SNS採用全般についてのメリット・デメリットについては以前の記事で紹介しているので、そちらもぜひ参考にしてください。

若年層にアプローチできる

前項で見た通り、インスタグラムは10代・20代の実に7割が使用しています。特に新卒採用で導入されていることからもわかるように、ミレニアル世代・Z世代の若年層にアプローチするツールとして期待大です。

自社の魅力を画像でアピールできる

インスタグラムの一番の特徴は、メインコンテンツが画像・動画である点です。画像・動画は、堅い印象になる文字情報とは異なり、「雰囲気」を伝えることが得意なメディア。ソフト面での自社の魅力、「社風・会社や働く人の雰囲気・働く環境」をアピールするのには、うってつけのツールです。

簡単に情報発信ができる

スマートフォン一台あれば無料で簡単に投稿できるインスタグラム。画像加工アプリも無料のものや安価で使用できるものがたくさんあります。また、閲覧するユーザーも隙間時間に雑誌感覚でさっと見ることができ、投稿する側・見る側の双方にとって手軽に利用できるSNSです。

親近感のある投稿でファンを増やすことができる

インスタグラムでは、ユーザーが自分にとって好ましいコンテンツを保存したり、アカウントを気軽にフォローすることができます。ユーザーにとってより親近感・共感を持ってもらえるコンテンツを投稿することで、ファンを増やすことができます。

採用後ミスマッチを減らすツールになる

インスタグラム採用をする場合、高頻度で少しずつたくさんの情報発信をすることになります。また、コンテンツ内容は求人サイトや企業のWebサイトで発信する内容とは異なり、企業カルチャーを伝えるものがメインになるでしょう。そのことで、求職者に採用後のイメージを持ってもらいやすくなり、ミスマッチ防止や企業にマッチした母集団形成の効果があると考えられています。

採用コストを下げられる

企業の中には、職種によって(SNS広告運用担当者など)インスタグラム限定の採用窓口を設け、インスタのみのリクルーティングを実施しているところもあります。インスタグラムのみを使って採用告知から採用に至った場合、採用コストは実質ゼロ。採用コストの大きな低減も可能です。

インスタグラムを活用したSNS採用のデメリット

様々なメリットあるインスタグラム採用ですが、デメリットや不得意な点もあります。事前に確認し、対策を練っておくことが必要です。

継続的な運用が必須・担当者の工数負担も

SNS採用全般に言えることですが、インスタグラム採用では継続的なアカウント運用が必要です。SNSは日々のコミュニケーションが基本のツール。定期的で高頻度な投稿や、投稿へ閲覧者からの反応があった場合はなるべく早いフィードバックが必要です。

こうした日々の運用は担当者にとって工数的な負担になります。長期的な視点で社内の運用体制を整える必要があるでしょう。

単体では採用プラットフォームになりにくい

インスタグラムにはメッセージ機能があり、ユーザーと1対1のコミュニケーションを取ることができます。ただし、募集条件などの細かな文字情報を掲載することが不得意であったり、応募者を管理する採用プラットフォームの機能はありません。そのため、ある程度の規模の採用では、自社採用ページや採用サイトへランディングさせることが有効でしょう。

採用担当者は既存の採用ページでの広報等に加えて、インスタグラムアカウントも運用することになり、工数的には純増となる面もあります。

ノウハウや採用マーケティングの知識が必要

インスタグラムには、ハッシュタグ(「#」を用いた、関連づけキーワード)やストーリーズの活用など、拡散のためのツールが揃っています。ただし、それらの機能を上手に使ってフォロワーを増やすには、インスタグラムマーケティングのノウハウ・知識が必要になってきます。

適切な写真等コンテンツの用意に手間がかかる

インスタグラムは、投稿すること自体は簡単です。ただし、闇雲に写真を投稿すれば良いというわけではありません。ユーザーの目にとまる、つまり雑誌に載るような「パッとみて魅力が伝わる」・「興味を惹く」コンテンツにするには、多少のセンスとスキルが必要になります。

運用方法や投稿内容によってはマイナス効果に

インスタグラムは手軽に更新できる一方、ユーザーは定期的で頻繁な投稿を期待します。せっかくフォローしてもらい、ファンになってもらっても「新規投稿がしばらくない」、「更新が途絶える」等の行為があった場合は効果が出ないどころか、逆にマイナスイメージを与えてしまいます。

また、不特定多数の人が見るという特徴から、投稿内容に行き届かない内容があった場合、アカウント炎上リスクもあります。

事前に十分な運用計画をもち、担当者のネットリテラシー教育、コンテンツ企画、社内チェック体制整備等を行ってから開始するのがおすすめです。


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インスタグラム採用 事例と参考にしたいポイント

元採用担当として「ぜひ真似したい・参考にしたい」と思った、企業アカウントの事例を紹介させていただきます。

求職者に読ませる豊富なコンテンツ!株式会社サイバーエージェント

言わずもがなのIT系人気企業、株式会社サイバーエージェントさんのアカウントです。サイバーエージェントは新卒用・技術職用・クリエイター新卒用等の採用アカウントがあり、それぞれに合ったコンテンツを配信しています。

コンテンツを見ていると「当社では、こんな人が活き活き働いています」「当社に入った人は、こんな気持ちだった」などの、採用ターゲット像が自然と伝わってくる内容が多いです。採用後のミスマッチ予防になるとともに、共感的な求職者層の形成がとても上手だと感じました。

クオリティの高いアカウントです。

<参考にしたいポイント!>
・一目見てもっと読みたいと思わせる、投稿一枚目の画像の工夫
・アカウントごとに採用ターゲットに沿った、ブレないコンテンツ作り
・読む人(採用ターゲット)の目線に立ったコンテンツ
・企業カルチャーが伝わり、共感的な求職者を惹きつけることができる内容

内定者と人事で運営する新卒採用アカウント!株式会社ウエディングパーク

結婚式・結婚式場の検索サイト「Wedding Park」等を運営する株式会社ウエディングパークさんは、内定者と人事で運営するという特色のあるアカウントを運営しています。投稿内容は多彩ですが、内定者から就活生へ向けた就活お役立ちコンテンツが多いのが特徴です。

B to C業界でもあるため、接点をもった全てのユーザーを大切にする姿勢が貫かれていると感じました。そのため、当アカウントからは「私たちは学生の味方!」というメッセージが伝わり、好感度の高さがピカイチです。「グループディスカッションの基本」や「就活アイテム7選」から、なんと「内定辞退の連絡方法」まで就活生向けのノウハウを掲載しています。

採用担当としては、内定者と一緒に新卒コンテンツを作ることで、内定者の採用までのフォローやモチベーション維持にも一役買っているのでは?と別な視点からも参考になりました。

<参考にしたいポイント!>
・学生に共有されやすい、就活全般ノウハウコンテンツ
・就活生が親近感を持ちやすい内定者目線の就活お役立ちコンテンツ
・豊富なリール(動画)で社員や内定者の人柄・魅力が伝わる内容に
・ストーリーズのまとめ機能でアップデートがわかりやすい

「映える」写真でなくともコンテンツで魅せる!西日本プラント工業株式会社

最後に、理工系技術職採用メイン・B to B業界から一件ご紹介させていただきます。九州一帯で発電所等の建設・補修工事等を行なっている九電グループ 西日本プラント工業株式会社さんです。
あえて大きめの画像でご紹介しましたが、このように映える写真や動画を使わずとも、企業内のコンテンツを上手に活用。特に最近の2つの投稿が参考になると思い、ピックアップをしました。技術職・理系採用メインですが、どちらかというとソフトなコンテンツが多く、企業のハード面以外の魅力アピールが上手と感じました。

自社に「インスタ映えするコンテンツがない」・「センスのある写真が撮れない」という悩みのある採用担当の方は、参考にしてみてください。

<参考にしたいポイント!>
・インスタ映えする写真がなくとも、社内コンテンツで「見せる」工夫
・企業情報・事業内容以外の自社のソフト面を伝えるツールに
・社内研修などの企業の取り組みがわかる内容で企業文化をアピール
・入社後新人研修などの投稿で、採用後のイメージを持ってもらう内容

インスタグラム採用 成功のためのポイント

ここまで実際の各企業での事例を見てきましたが、最後に成功のためのポイントをまとめます。

Instagramのユーザー層に合わせた採用ターゲット設定

インスタグラムのアカウントは長期的な視点で継続的な運用が必要ですが、そのためにも、そのアカウントでターゲットにしたい採用者像の再確認は重要です。
インスタグラムのユーザー層に合わせて、どんな求職者をターゲットにしたアカウントを目指すのかを決めましょう。そうすれば自ずとコンテンツに統一感が生まれ、ブレない運用が可能になります。

Instagramに相性のいいコンテンツの企画

コンテンツ企画においては、インスタグラムというメディアに相性のいいフォーマットでの投稿を心がけましょう。ヴィジュアルメインのSNSなので、まずは画像・動画、一目見た時の印象がポイントです。経営報告会の様子などを乗せている企業もありますが、わかりやすく情報を絞った画像にして投稿し、詳しくは企業HPに誘導するなどの工夫がされています。

Instagramの機能を上手に使う

ハッシュタグなどの基本的なインスタグラムの機能を上手に活用しましょう。「内定者が選ぶ就活オススメ本」などのコンテンツに図書タイトルや「就活本」などのハッシュタグをつけるなど、拡散のヒントは身近なところにあります。


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インスタグラム採用は「あり」か「なし」か?!

インスタグラム採用活動は、私だったら元採用担当者として「あり(すぐに始めたい!)」と考えます(採用ターゲットがインスタグラムのユーザー層にマッチする場合)。

パンデミック以降、採用のオンライン化が進んでいます。採用費の低減などのメリットはありつつも、求職者に直接会う機会が減ったことで「会社の雰囲気や社員の人柄などを伝えにくくなった」と感じている企業も多いのではないでしょうか。インスタグラムはそこをフォローするのにうってつけのツールです。

また、インスタは他のSNSに比べ比較的とっつきやすいプラットフォームです。

・機能が限られているため、複雑なことをする必要がなく気軽に始められる
・情報が画像に特化するため読み手の誤解が生じにくく、炎上リスクが抑えられる
・動画編集が必須ではない

通常、インスタグラム採用に即効性はありません。しかし、長期的にコツコツと運用し、アカウントを上手に育てれば、企業にとって採用成功を導く資産になり得ます。

インスタグラムを日常的に使う若手を含めた運用チーム等を作り、PDCAを回しながら、まずは一年回して見るのはいかがでしょうか。

まとめ:インスタグラムは既存採用活動に上手に取り入れて活用を

Instagramは主要SNSの中でも、特に就職・転職のメインターゲットである若年層の利用者が多いプラットフォームです。画像や動画で気軽に見てもらえるコンテンツを発信することで、若い世代に親近感を持ってもらうことができます。また、社員の人柄や社風、会社のある地域のアピールなど、採用活動のオンライン化でアピールしづらくなった企業のソフト部分を伝えることができるのも魅力です。上手に活用して、会社のファンを作り、より企業カルチャーにあった人材を採用するのに役立てたいですね。

H2 インスタグラム採用からのランディングにも!初期費用0円の自社採用サイト「京栄くん」

ここまで読んだ方の中には「母集団形成がうまくいっていない」「採用がうまく行っていない」「新しい採用手段を検討したい」という方も多いのではないでしょうか。インスタグラムなどを活用したSNS採用を導入する場合も、自社採用サイトへ誘導して求職者の信頼を得るのがおすすめです。

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投稿者プロフィール

阿部雅子
阿部雅子
人事担当として約12年強、ターゲット策定から内定・採用後フォローまで、採用フローのほとんどで現場責任者・経営層をアシスト。業界はIT系スタートアップ/ブライダル/政府系研究機関等。年間採用実績は10〜40名ほど。内定辞退率・ミスマッチ退職率の改善活動が得意分野です。