求人ボックスは2015年のサービス開始以降、人気が上がり続けている求人検索エンジンです。
求人検索エンジンとは一般的な求人サイトとは異なり、自社で求人情報を登録しなくても、インターネット上の求人情報を自動収集して掲載していくというものをいいます。
2021年現在では月間利用者数が500万人を突破しており、採用担当者の間では「自社でも利用してみようかな」という声が続々と上がっています。
この記事では求人ボックスとは何か、その特徴や掲載方法などについて解説していきます。
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求人ボックスとは

求人ボックスとは株式会社カカクコムが運営する求人検索エンジンです。
2015年にサービスを開始した比較的新しい求人検索エンジンですが、すでに月間利用者数は500万人を突破しています。
一般的な求人サイトでは求人情報を登録しなければ掲載されませんが、求人検索エンジンならネット上の求人情報を自動収集して掲載してくれます。もし自社の求人情報が掲載されていなかったり、ホームページを持っていなかったりする場合には手動で入力することも可能です。
求職者は「職種、業種、働き方」と「勤務地」の2つを自由に入力するだけで求人情報を検索することができ、500万件以上の求人の中から自分に合った仕事を探すことができます。
求人ボックスの特徴

求人ボックスの主な特徴は4つあります。
ほかの求人検索エンジンとは異なる点が多いため一つずつ確認していきましょう。
- 独自の検索エンジンによる評価
- 運営会社がカカクコムで使いやすい
- 様々なユーザー層にアプローチできる
- 利用者数が急増している
独自の検索エンジンによる評価
求人ボックスでは独自の検索エンジンによって求人情報を評価し検索順位を決定しています。
より上位の検索順位で表示させるには以下の4つを意識するようにしましょう。
- 検索ワードと求人情報のマッチ度
- 情報の新鮮さ
- 情報の豊富さ
- 求人を見たユーザーの行動
1.検索ワードと求人情報のマッチ度
求人情報に入力されている内容とユーザーが検索をかけるワードがマッチしているかで評価されます。
例えばユーザーが東京で早朝にポスティングの仕事をしたい場合には、その条件により合った求人情報が上位で表示されます。
昼のポスティング業務もしくは別の職種など条件に合わないものが上位表示されることはありません。
2.情報の新鮮さ
情報が新しい求人情報、もしくは更新頻度が高い求人情報は評価されやすいです。
古い情報が長期にわたって掲載されているものだとユーザーにとって有益ではないため、検索順位は下がってしまいます。求人情報に変更点があればその度に更新するようにしましょう。
3.情報の豊富さ
雇用形態や給与、勤務地など、重要な情報が多く記載されているかどうかが評価されます。
どれだけ詳しく情報が記載されているかは、検索順位に大きく関わってくるとされています。また、ユーザーにとっても実際に働いている姿のイメージがしやすいと応募へのハードルも下がるので、求人情報はより詳細に記載してあげましょう。
4.求人を見たユーザーの行動
実際に求人を見たユーザーがどのような行動をしたかで評価されます。
例えばクリック率が高かったり応募が多かったりすると、ユーザーにとって良い求人だとみなされ検索上位で表示されやすいです。
上記1〜4を意識した求人情報にしていれば自然とユーザーの行動も良いものとなるでしょう。
運営会社がカカクコムで使いやすい
求人ボックスはカカクコムが運営しており、非常に使いやすいです。
検索ボックスは株式会社カカクコムが運営しています。
株式会社カカクコムは「食べログ」や「価格.com」といったサイトも運営しており、ユーザビリティが高く、非常に使いやすい設計のサイトを作ることで有名です。
初めて利用される方でも操作できるのはもちろん、検索スピードの高さや絞り込み条件の詳細さにも優れています。
様々なユーザー層にアプローチできる
求人ボックスを利用することでさまざまなユーザーにアプローチすることができます!
若者からシニアまで幅広い年齢層や、さまざまなユーザー層にアプローチできます。
あらゆる職種・業種を取り扱っており、アルバイトや正社員、派遣までさまざまな雇用形態の掲載が可能です。
特定の地域に限定せず全国で募集できるのも一つの魅力といえるでしょう。
利用者数が急増している
求人ボックスは近年利用者が急増しています。
求人ボックスは先ほども述べたように2015年のサービス開始以降、利用者数が急増しています。
2021年現在で月間利用者数は500万人を突破し、求人数も500万件以上掲載されています。
右肩上がりで利用者数が伸びていっているため、今のうちに求人情報を掲載しておけば、これからより多くの人に求人を見てもらえるようになるでしょう。
求人ボックスの掲載方法

求人ボックスの掲載方法は求人情報を自動収集してもらうか、直接入稿するかの2つがあります。
自社の求人情報が自動収集されていない場合には、直接入稿することをオススメします。
自動収集してもらう
求人ボックスは求人検索エンジンなのでネット上の求人情報を自動収集して掲載します。
しかし、どの求人情報が自動収集されるのか、基準が公開されているわけではないので、少しずつ試行錯誤しながら掲載を目指すことになります。
現時点で自動収集されていない場合にはカンタンに掲載できる直接入稿を選択すると良いでしょう。
採用ボードから直接入稿する
求人情報が自動収集されない場合には採用ボードから直接入稿しましょう。
採用ボードでは求人情報の掲載から採用まで全て無料で行うことができます。
カンタンな操作で求人票を作成できるため、誰でも求人情報の掲載が可能です。最短で求人票を作成した当日に掲載が行われるため、今すぐ採用したいという企業にもオススメでしょう。
求人ボックスの掲載料金

求人ボックスには無料掲載と有料掲載の2つの料金体系があります。
無料掲載の場合にはもちろん費用が発生することはありませんが、有料掲載よりも検索順位が低く表示されるため十分に応募者が集まらないことが考えられます。
その一方で、有料掲載の場合は無料掲載よりも上位に表示されるため多くの応募を見込めるでしょう。
求人ボックスの有料掲載ではクリック課金型を採用しており、求人情報がクリックされるたびに費用が発生します。
1クリックあたり25円〜1,000円まで設定することができ、同じ有料掲載でも設定している費用が高い方がより上位に表示されることになります。
求人ボックスを利用する際によくある質問

求人ボックスを利用する際によくある質問についてまとめてみました。
実際に利用する際に悩まないで済むよう事前に確認しておきましょう。
- 掲載できない求人情報はある?
- 掲載期間に限りはある?
- 誰でもカンタンに掲載できる?
掲載できない求人情報はある?
求人ボックスでは、全ての求人情報を記載できるわけではありません。
掲載できない求人情報については「掲載ガイドライン」に記載があるため目を通しておきましょう。
掲載ガイドライン:https://saiyo.kyujinbox.com/guideline
掲載期間に限りはある?
求人ボックスの掲載期間に限りはありません。
有料掲載をしている場合でも申し込み金額がなくなるまで掲載し続けることができます。
掲載途中で目的としていた採用人数に達した場合には掲載を止めることも可能です。
誰でもカンタンに掲載できる?
求人ボックスは誰でもカンタンに掲載できます。
求人掲載にあたって必要な専門的知識は一つもありません。
公式ホームページ(https://求人ボックス.com)より今すぐ掲載を始めてみましょう。
まとめ:求人ボックスは使いやすさが特徴の求人検索エンジン
求人ボックスは2021年現在、月間利用者数が500万人を超える大人気の求人検索エンジンです。
運営会社が「食べログ」や「価格.com」といった有名サイトを運営している株式会社カカクコムなだけあって非常に使いやすく、安心して利用することができます。
また、求人掲載も自動収集で行われますし、もし掲載されていない場合でもカンタンに直接入稿することが可能です。
無料掲載と有料掲載を選択できますが、有料掲載の方が上位表示されるため競合が多い場合には費用をかけることをオススメします。
これからますます利用者数が増えることが予想されています。採用活動に困っている場合には、この機会にぜひ利用を検討してみてください。
『京栄くん』なら採用サイトを無料で構築できる!
求人ボックスなどの求人検索エンジンを効果的に活用するには「採用サイト」の作成が重要です。
自社採用サイトと求人検索エンジンの相性は良く、採用サイトの「詳細な情報を詰め込める」というメリットと、求人検索エンジンの「集客力」を掛け合わせることで採用を加速させることができます。
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投稿者プロフィール

- 株式会社京栄コンサルティング 求人メディアチーム 主任
- 求人営業として原稿作成・集客などを学び、「京栄くん」の運営に携わる。自社メディアのデータ分析・改善からコラム記事を書いてくれるフリーランスの管理・指示など幅広く業務を行っています。