採用を担当する人事担当の方や経営者の方は、たくさんある求人サイトの中でどのサイトを選べばいいのか迷ってしまうという方は多いでしょう。
そこで今回は、今多くの人事担当者の中で話題となっている「採用係長」というサイトについてご紹介していきます。
採用係長とは?

採用係長とは、株式会社ネットオンという会社が運営している求人サイトで、無料サイトとは思えないほどのおしゃれな採用ページを作ることができる点が話題となっています。
サイトを作れるだけではなく、応募管理などもできるので、面倒な採用活動をより簡単にできる点が注目されているサイトです。
参考サイト:採用係長
採用係長の機能と料金
では実際に採用係長の機能と料金を解説していきたいと思います。
機能面では
- 採用サイトの制作ができる。
- 求人検索エンジンと連携
- 応募の管理
こちらの3つをピックアップします。
採用係長の機能①採用サイトの制作ができる。
採用サイトをコーディング作業無しで簡単に製作できます。また豊富なテンプレートがあるので自社のブランドイメージに合わせたデザインを選ぶことによって求人の魅力を伝えやすくなると考えられます。
画像やYoutube動画を掲載することも可能ですので自社のコンテンツを存分に発揮させるベースが整っています。
会社PR文や求人内容の自動生成機能・最低賃金チェック機能など担当者の人的コストを削減することが可能な機能もあります。チェックは必要になってしまいますが助かる機能ですよね。
採用係長の機能②求人検索エンジンと連携
採用係長は、求人を公開する際自動的に6つの検索エンジンと連携します。連携する検索エンジンは、「インディード」「Googleしごと検索」「求人ボックス」「スタンバイ」「careerJET」「キュウサク」の6つです。これら検索エンジンからも応募が見込めます。従来なら各検索エンジンごとに掲載の手間が発生してしまうのでこの機能で大幅に人的コストは削減できますね。
採用係長の機能③応募の管理
採用係長では応募者の管理も行えます。通常の管理機能に加えてシンプルなWEB面接の機能や返信テンプレート機能などもあり面接に至るまでスムーズに進めることができます。
またLINEからの応募にも対応していたり、応募者の経路などの確認できるなど分析などに役立ちます。
採用係長の料金プラン
採用係長には、ライト・ベーシック・プロ・エンタープライズの4つのプランが用意されており、それぞれオプションや公開できる求人数が異なります。料金は以下の通りです。
<採用係長の料金プラン>
- ライト:19,800円/月~
- ベーシック:29,800円/月~
- プロ:39,800円/月~
- エンタープライズ:59,800円/月~
各プランごとで使える機能・公開できる求人数などが変わってきますので前もって自社でどのプランを使うか検討する必要があります。
採用係長のメリット

採用係長は、見た目のおしゃれさが注目されている求人サイトですが、実際の使い勝手もとてもよく、多くの採用担当者に利用されています。そこでここからは、採用係長のメリットについてご紹介していきます。
デザインテンプレートを選べる
採用係長はおしゃれな求人サイトを作れる仕様となっていますが、その作り方は簡単で既存のテンプレートから選んで内容を入力するだけとなっています。
通常、求人サイトを作るには専門的な知識が必要となりますが、採用係長を使えばそのような手間や知識は一切使わずにおしゃれなサイトを作ることができるので、より多くの中小企業に使われています。
また、迷ってしまいがちな会社PR文を自動で作成してくれるので、初めて求人を出す企業でも安心して求人作成できるでしょう。
6つの検索エンジンと連携している
採用係長は、6つの検索エンジンと連携しています。連携できる検索エンジンは、「インディード」「Googleしごと検索」「求人ボックス」「スタンバイ」「careerJET」「キュウサク」の6つです。
ワンクリックで簡単に連携できるので、さまざまな媒体からより多くの求職者にアプローチできます。さらに、どのサイトからどのようにアプローチがあったのかも見ることができるため、より効率のよい採用活動が可能です。
求職者はLINEで応募できる(ベーシックプラン以上)
採用係長の便利な部分の1つとして、LINEで応募できるという点があります。
求職者側からすれば応募に手間がかかってしまう場合、面倒と感じてその求人に応募する熱量が下がってしまうこともあるでしょう。
しかし、LINEでの応募であれば簡単ですし、連絡を見落とす心配も少ないので、より多くの求職者を獲得しやすい傾向にあります。他のサイトでこのような機能がついているものはあまり見られないので、魅力的な点と言えるでしょう。
サイト内でWEB面接を行うことができる(ライトプラン以上)
現在、コロナウイルスの蔓延防止のため、直接会うことなくWebで面接を行うという企業も増えてきています。Web面接の場合、Zoomを使う方も多いかと思いますが、普段あまりネットを使わない人事担当の方や求職者は面接の際に手間取ってしまうことも多いと思います。
しかし、採用係長であれば簡単にWeb面接ができるツールも付属しているので、面倒な設定などをすることなく、すぐにWeb面接が始められます。
サポート体制がしっかりしている
採用係長は、サポート体制がしっかりしている求人サイトだと言われています。他の無料サイトの場合はサポートなどが用意されておらず、自分でやり方を探りながら掲載しないといけないものも多いです。
しかし、採用係長の場合はサポート担当者がおり、公式サイト内でもライブチャットで気軽に問い合わせができるので、とても便利に使えます。
採用係長のデメリット

採用係長は使いやすい点もたくさんありますが、他の求人サイトと比較して使いづらいと思う点もあります。そこでここからは、採用係長のデメリットについてご紹介していきます。
無料では利用できない
求人サイトの中には、完全に無料で使えるものもありますが、採用係長は無料で使うことはできません。
トライアル期間があり、3名までの応募者であれば無料で使えますが、それ以上に継続する場合は有料プランとなります。
自社でどれくらいの採用活動を行いたいのか、月にどれくらいの予算が割けるのかを検討して、プランを決める必要があるでしょう。
ただ、採用係長の料金体系は「3カ月」「6カ月」「1年」単位の契約となっています。そのため、小人数の採用の場合にはあまり向かないサイトでしょう。
デザインが他社と似てしまう
採用係長はおしゃれな採用サイトを作ることができますが、テンプレートから選択して入力する形式なので、同じように採用係長を使っている企業とデザインがどうしても似通ってしまうことがあります。
そのため、より他社と差別化を図りたいと思っている企業の場合は、あまりおすすめできません。ただ、手軽に求人サイトを作りたいと思っている採用担当の方であれば、より使いやすいと感じることでしょう。
求職者がこなくても費用がかかる
採用係長の場合、1年契約となっているので、その期間に応募がきてもこなくてもその費用がかかる形式となっています。
そのため、費用を払っているのに全く応募がないという状態も考えられるのです。その上、契約が1年単位となっている以上、必要なくなっても費用は常にかかってくるので、もったいないと感じる採用担当者の方も多いでしょう。
求人数が増えてもニーズに合うかは分からない
採用係長はあくまでも採用マーケティングツールです。そのため、これを使えば求人がうまくいくというわけではなく、より採用活動を便利に行うことができる1つのツールということです。
採用係長を使えば6つの求人媒体に掲載することができるので、応募の数を増やすことはできるかもしれませんが、自社で求めている人材が応募してきてくれるかどうかは使い方次第です。
ニーズに合った人材を獲得したいのであれば、ただ数を採用するだけの求職サイトではなく、もっと求人に特化したサイトを選ぶ必要があるでしょう。
人事担当者の負担は減らない
採用係長は便利な採用マーケティングツールと言われていますが、人事担当者の作業負担が減ることはありません。特に6つの媒体に同時に掲載した場合、さまざまなサイトからの応募が混濁するので、その管理をするのがとても大変だと感じることもあるようです。
そのため、事前に自社の現状をしっかり吟味して、採用係長を使うのか、採用代行サービスのようなものを利用するのかをしっかりと検討する必要があるでしょう。
採用係長より効率のよい採用活動は「京栄くん」で行おう

採用係長はおしゃれなサイトを作れますし、6つの人気の高い求人サイトと連携することができるので、手軽に求人広告を出すことができます。
しかし、応募がなくても料金がかかる点や応募がきてもどれだけ自社が求める人材なのかは全く分からないという点がデメリットと言えます。このような点を払拭して、より効率的な採用活動を行いたいのであれば、「京栄くん」を利用することをおすすめします。
「京栄くん」であれば、運営側が企業専用のサイトを作ってくれますし、自社に合わせた求人募集をかけてくれる上に料金体系は完全成果報酬型となっているので、かなりメリットがあると言えます。興味のある担当者の方は、ぜひ一度お問い合わせしてみてはいかがでしょうか?
投稿者プロフィール

- 株式会社京栄コンサルティング 求人メディアチーム 主任
- 求人営業として原稿作成・集客などを学び、「京栄くん」の運営に携わる。自社メディアのデータ分析・改善からコラム記事を書いてくれるフリーランスの管理・指示など幅広く業務を行っています。